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| 平成18年度秋の例会(講演会・懇親会11月26日)開催しました。 国立循環器病センター 心臓血管外科部門部長 中谷 武嗣 先生を講師として ー心臓移植と、人工心臓の現状ー 国立循環器病センターの最新の医療情報と、社会生活に耐える 体内人工心臓を視野にいれた此から心臓病対策をお話 下さいました。 |

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| スライドを使用して先生の説明 | 人工心臓の詳細 | 中谷先生を囲んで |


| 平成17年12月18日 |
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| 北風政史 先生の 講演内容 編集中 |

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| 懇親会:受付 | 懇親会風景 | 小林順二郎先生を囲んで |
| 平成16年度秋の懇親会・講演会風景 | |
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国立循環器病センター患者の会 |
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| 平成16年6月6日(日)、東洋ホテルにおいて国立循環器病センター患者の会「心を守る会」の 定期総会を開催国立循環器病センター内科心臓血管部長 野々木宏先生の講演をお聴きしました。(原稿編纂中) |
| 「心を守る会」春の例会開催 平成15年度会員総会と春の例会は6月8日(日曜日)、 ご来賓に国立循環器病センター名誉総長で当会名誉顧問、川島康生先生と、 国立循環器病センター心臓血管内科医長としてご活躍中の鎌倉史郎先生を お迎えして東洋ホテルで開かれました。 総会議案は滞りなく全員一致で承認。 引き続き記念講演と懇親会が催されましたが、和やかな雰囲気と笑顔のなかで 梅雨シーズンを目前にした爽やかな初夏の一日を楽しむことが出来ました。 なお、 当会創立20周年記念感謝会と同時開催予定の秋の例会は、 12月7日(日曜日)に開催します。また、記念行事も企画していますので、 詳細が決まり次第ご案内致します。 |
| 平成15年度会員総会と春の例会の写真 | |
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| 鎌倉 史郎 先生の、プロジェクタを使っての講演 | |
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| 懇親会風景 |
| 鎌倉先生のご講演を拝聴して 不整脈という病気はひじょうにわかりにくい病態であるというご説明から先生のお話しが始まりました。心臓の血管の異常でおきる心筋梗塞、弁の異常でおきる弁膜症、筋肉の異常で発症する心筋症。それに加えて、不整脈が発症するのは、一言でいえば、心臓の中に発生する電気の異常だということでした。 不整脈を分類すれば、@ 期外収縮、A徐脈、B頻脈の三種類になり、期外収縮は、30歳を過ぎるとほとんど全員に発症し,加齢とともに増加する。徐脈は、洞結節機能(発電所の機能)不全症候群といわれ、脈拍が1分間に50以下となる場合、それに対して、頻脈は脈拍が1分間に100以上の場合をいうそうです。 この基礎部分のお話しにつづいて、不整脈の種類と治療についてのお話しがあるわけですが、その正確な記録は、追ってお届けする予定のご講演記録にゆずります。ここで、私自身の体験を披瀝して、不整脈に苦しまれる皆さまのご参考に供します。 私は、昭和58年、47歳のときに、心臓冠動脈バイパス手術を国立循環器病センターで受け、以後、陳旧性心筋梗塞をかかえ、糖尿病、高血圧症、高脂血症、腎機能障害等の病状をもつ一級の身体障害者です。 一昨年、同センターで、糖尿病の治療を目的とする教育入院を二週間体験し、食生活のみなおし、血糖コントロールの実行、運動療法のみなおし等の学習を受けました。この入院の最終日に、ホルター心電図測定器による検査を終日受けました結果、明け方の睡眠中に、19連発の心室性頻拍を発症したことがわかりました。その日から心臓内科の病棟にうつり、ここで鎌倉先生とそのグループの担当医のご診察を仰ぐことになりました。 このときの治療マニュアルによれば、薬の服用か、あるいは、植え込み型除細動器(ICD) の使用が考えられ、薬はアミオダロンの服用が指示されていました。ただし、この薬には肺線維症や甲状腺の病気を起こしやすいと示されていました。植え込み型除細動器(ICD)につきましては、先生のご講演でもご説明があり、通常のペースメーカーより少し小型で、肩の下に植え込んで、不整脈を即座に防ぐのだそうです。 ここで、私は、この治療マニュアルに関して、お二人の内科医師にセカンドオピニオンとしてのご意見を求めたり、本を読んだりしまして、次のような希望を担当医に出しました。すなわち、「すごい副作用の知れている薬を飲む前に、今回の不整脈がなぜ発症したのか知る方法はないものでしょうか?あるのなら、それを先にやってください。」方法はありました。マーキング検査といって、先端から高周波の出るカテーテルを足の付け根の動脈から心臓内にいれ、心臓の内壁を刺激して意図的に不整脈を起こさせる検査でした。 枕もとには電極を掲げて待機する医師。刺激によって不整脈が発症して心臓が止まったときに、その電極を胸に当てて蘇生させるためです。そして、次々と内壁を刺激されている感覚が分かる気のするような、あまり気持ちのよいものではありませんでした。結果は、いくら刺激しても不整脈はおこらず、原因個所は分からずに検査が終了しましたが、引き続き定期的なご診察をうけています。 このようにして、投薬の増加もなく、そのままの状態で退院となりました。退院に際して、鎌倉先生は、「胸に痛みが出たらいらっしゃい」とおっしゃいました。ご講演の中でも、この胸痛に言及されています。よく、狭心症の痛みと間違うことがあるそうです。 このマーキング検査開始の頃に、愚息が「アメリカ医師国家試験の新しい問題のなかに、親父のケースと同じ症例が問題として出てるよ」といってきました。曰く、「65歳の男性で陳旧心筋梗塞の患者が、多数連発の心室性頻拍を発症した。その治療法を次の選択肢から選べ。」これで、自分の症状が稀なものでないことを知りました。 このような体験を経た私が、鎌倉先生のご講演を拝聴して理解しましたのは、どんな不整脈であれ、私のような既往歴をもたないかぎり、ほとんどの不整脈はそんなに心配しなくてもよいのではないかということです。もちろん、病状は十人十色で、決して処置をおろそかにしてはいけませんが。それに対して、既往症を抱える者にとって、なかんずく心室性頻拍がおきた場合、先生のお話しでは、不整脈の治療にはそれぞれ限界があり、あまり決め手が見出せませんでした。 マーキングテストで不整脈が起こらなかったとはいえ、将来決して再び発症しないわけではないでしょうから、このまま、毎日薄氷を踏む思いですごさねばならないのかと考えますと、少々心細くなります。しかし、幸いにも、センターを退官されて、ご近所で開業されています対馬信子先生から緻密なご診察をいただいていますので、それだけ心強くはあります。 一方、先生のご講演には、既往症をもたない方々に対する治療方法として、薬の服用や手術(ペースメーカー装着等)の他に、カテーテルで、心臓内壁に存在する不整脈の元になる部分を焼くカテーテルアブレーション法や、磁場感知センサーを用いて治療する、カルトシステム法のご紹介が含まれていました。私は、それらの治療を受けることの出来る方々には、ぜひとも知ってもらいたいと思ったことでした。 (03/6/8 東 正弘 記) |
| 「心を守る会」は、平成14年12月1日(日)に 東洋ホテル(大阪市北区)にて “総会・講演会・懇親会” を多くの会員が参加して開催した |
本会名誉顧問の川島康生先生の 「国家又は公共に対して功労のある方」 として 勲二等旭日重光章を受賞為さった お祝を全員で祝福しました。 |
| 最新の投影器で鮮明に | 八木原 俊克先生の講演風景 | リアルな画像に吃驚も |
| 東 正弘氏の投稿を下記に掲載します。 |
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平成14年12月1日(日)「心を守る会」例会にて 八木原先生のご講演を拝聴して |
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「心臓血管外科における最近の話題」がテーマでした。詳しいご講演の内容はご講演記録に譲ることにします。私は昭和58年(1983年)に47歳で心筋梗塞のため冠動脈バイパス手術を循環器病センターで受けた患者です。先生がお話しになった心臓血管外科における現在の話題と、私の今日までの病歴とを重ねて感想を述べます。 先生は昭和59年に循環器病センターにご着任されたそうで、私はたまたまその頃に心臓血管外科部のお世話になりはじめたわけです。以後、私は今日まで毎月一回通院して20年になります。その間に、二回目の開胸手術でバイパス手術、数年後にフウセン治療とステント挿入治療を受けました。平成10年のステント治療の際に、「ステントが変な所に入っちゃった!このままではだめや」ということで手術室へ移行、わき腹を開腹して緊急に橈骨動脈と内胸動脈でバイパスをつくる手術によって、からくも命拾いして今日にいたっております。 ここで話題の @ はバイパスに使用する血管についてです。私が最初と二度目の手術を受けた頃は足の静脈でした。それが、平成10年の緊急手術のときは上記のように動脈でした。聞くところによりますと、バイパスに使用するに適した動脈がもう一本胃の中にはいっていて、これが何の役目をしているのか分からない動脈で、死ぬまで全く変化のない動脈だということです。私には幸いこれが残っているので次の手術に使えます。 話題の A はフウセン治療とステント治療です。血管の再狭窄がバイパス手術後の困難な問題です。そのために、最近この治療を受けたという患者さんが多くなっているようです。三月おきに三度受けたという程度の話はよくききます。しかしながら、この治療は細い血管をフウセンでふくらませたり、ステントを挿入したりで、非常にむずかしい部類の治療だそうです。私のように、やらずにすんだかもしれないと悔むようなステント治療で、あやうく命をとりとめたとはいえ、がたっと病人らしくなってしまっては非常に残念です。 話題の B は「人工心肺を使用しない手術」のことです。1997年からはじめられたオクトパス・スタビライザーのような装置の使用で、この手術が可能になったそうです。このおかげで、一回の手術で200万円という費用が軽減できるようになったそうです。かつては、人工心肺をつかって多くの困難な手術が可能となって、大勢の命が救われたわけでしたが、今は、それを使わない手術を可能にすべく、ありがたい努力が払われていることを知りました。 話題の C は弁のことです。日本では機械弁の使用では、現在のところ二葉弁が主流で、これは、音が従来の弁より小さく、血液の直進流がえられる利点があるそうです。一方で、生体弁については、ワーファリンの服用が機械弁にくらべて少なくて済むような利点があって、さまざまな形の試行が行なわれていることを知りました。その他の話題では、メイズ法による手術と不整脈、エコノミー症候群のこと、骨髄細胞移植などについてのお話しを拝聴しました。 講演会がすんで懇親会のパーティーの席に「赤ちゃんの心臓はちょうどクルミの実くらいやそうな」という話しが伝わってきました。八木原先生はセンターご着任以来ずっと小児部門のお仕事を続けてこられたそうで、道理で私が先生にお目にかかったこともなく、先生の大人の患者さんも周りにいないはずです。先生のお話しから、今日まで顕微鏡によってそれくらいの大きさの心臓を診てこられたそうで、そのご苦労を思えば頭がさがります。はじめのころの赤ちゃんはもう成人の年です。先生のご苦労に感謝をささげますとともに、今後ますますのご発展をお祈りいたします。 (12/7 東 正弘 記) |
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| ビンゴゲームを一番で上がり喜ぶHテーブル組 | 次々と賞品を貰う会員 | 川島先生を囲んでの記念撮影 | 美声で「清しこの夜」を独唱する中谷氏 |
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国立循環器病センター患者の会 「心を守る会」総会・講演会・懇親会を開催
「心を守る会」は、平成14年6月16日(日)、東洋ホテル(大阪市北区)にて“総会・講演会・懇親会”
を多くの会員が参加して開催した。
総会は、役員改選期に当たり新役員の選出を含めすべての議案を満場一致で承認。引き続き開かれた講演会で、国立循環器病センター名誉総長川島康生先生(本会名誉顧問)は、最近頻発する医療事故を、「ヒューマンエラー、テクニカルエラー、システムエラー」の3つの要因に分析、その要因の徹底解明し、再発防止のための総合的な安全なシステムの構築が必要と強い調子で話された。この問題は、我々に会員にとっても生死にかかわる直接的な問題だけにエラーを起こさない、絶対安全なシステムの早期の確立を切にせつに望みたい。 続いて講演会は、国立循環器病センターで昭和56年から動脈硬化・代謝内科医長として多くの術後患者のケアーをされ、本年4月、慶應義塾大学伊勢慶應病院内科教授に就任、国立循環器病センター客員研究員の都島基夫(ツシマ モトオ)先生が、心疾患再発予防のための「日常生活における食事や運動療法について」心疾患患者にとって食事と運動療法がいかに大切かをスライドにより分かりやすく講演。
その後開かれた懇親会は、先生方を囲みお話を伺い、また同じ経験を共にした仲間と近況を語り、意見を交換しあう絶好の場となり、会員のハーモニカ演奏や、ビンゴゲームなどで盛り上がり、次回の例会での再会を約しつつ、名残を惜しみながら閉会した。 ビンゴ!で商品獲得大いに盛り上がる
「日常生活における食事や運動療法について」 ●虚血性心疾患のリスクファクター 1.遺伝性因子家族に虚血性心疾患を発症したり亡くなった人がいる。 2.45歳以上の男性、閉経後女性(55歳以上) 3.高脂血症低HDL血症を含む脂質代謝異常 4.糖尿病インスリン抵抗性を含む糖代謝異常 5.高血圧 6.喫煙 7.ストレス 8.(肥満) 高脂血症の食事療法の実際 @)エネルギーと糖質の制限で体重を管理する 高コレステロール血症の人は体重が1kg増えることにより、はじめは総コレステロール値が20〜40mg/dl上昇し、逆に体重が減れば総コレステロール値も悪玉コレステロールもさがります。日本人は欧米人に比べ脂肪の摂取量が少ないので、体重の管理が最も重要です。 食事の内容はできるだけ多品目の食品をバランスよくとり、偏りのない食事をすることが大切です。 中性脂肪の高い場合もエネルギー制限が必要です。アルコールをよく飲む人は中性脂肪が高くなりやすいので、禁酒するか酒1合(ビール小瓶1本)までとします。 果物、砂糖、菓子類などは糖尿病の場合と同様に制限することが必要となります。 A)脂肪の制限 日本人が脂肪からとるエネルギーは、1970年代までは全摂取エネルギーの20%未満でしたが、最近は平均で26.6%となり、20、30歳代では32%に達しています。 ハワイやカリフォルニアに移住した日本人では35%を越えており、心筋梗塞の死亡率がハワイで日本の2倍、カリフォルニアで3倍となっています。 養殖した魚や鶏肉などにも脂肪が多く含まれ、クリーム、ミルク製品、動物脂肪だけでなく、天ぷらやサラダにかける植物性油脂もとり過ぎると脂肪エネルギー比をあげ、食後高脂血症の原因になります。パン食は脂肪の摂取量が多くなり、ご飯食がお勧めですが、塩分をとりすぎないように注意しましょう。 B)動物性脂肪と魚油、植物油 日本人は昔から魚を多く摂取しており、魚に含まれる多価不飽和脂肪酸である「イコサペント酸(EPA)」や「ドコサヘキサエン酸」が豊富でした。 このような脂肪酸が増えれば、血液がさらさらとなり末梢循環がよくなり、血栓もできにくくなります。コレステロールや中性脂肪が下がって動脈硬化の予防にもなります。 しかし、最近は日本人の魚の摂取量が減ってきました。魚料理を十分にとるように心掛けてください。リノール酸などの多価不飽和脂肪酸は酸化されやすいので新鮮なものを使い、魚油と植物油の比率として1:4を目安にします。 コレステロールの高い人ではコレステロール摂取量は1日300mg以下にします。 C)食物繊維 ひじき、寒天などの海藻類、しいたけなどのきのこ類やさといも、かぼちゃ、大豆製品、ネーブルやいちごなど繊維の多い食品は脂肪の吸収を抑さえます。さらに、コレステロールが大便中に多く排泄されて低くなります。 日本食にはこのような繊維が多い食品が多く、伝統的な日本食に戻ることが高脂血症の予防にも治療にもなります。 D)酸化を防ぐ食品 すでに説明しました「低比重リポ蛋白(LDL)」は肝臓で作られた脂肪を全身の各組織に運ぶ働きをしていますが、LDLが動脈壁に侵入する際、酸化LDLになって動脈硬化部分に取り込まれます。ビタミンE、C、べータカロチンやフラボノイドなどを含む、胚芽油、植物油、穀物、果物、緑黄色野菜、大豆製品、茶、紅茶、コーヒー、ココア、赤ワインなどがそれにあたります。 E)血栓を予防する食品 魚油のほか、にんにく、ししとう、ほうれんそう、アスパラガス、セロリ、トマト、ねぎ、しそ、たまねぎ、ピーマン、すいか、柑橘類、コーヒー、ココア、煎茶などが血栓を予防する食品として挙げられています。 【運動療法】 「有酸素運動」(呼吸をしながら継続できる運動)によって体内に酸素を取り込む能力が高まり、効率よくエネルギーを生み出すことができるようになります。 「有酸素運動」にはウオーキング(歩行)、ジョギング、水泳などがあります。心機能に応じた心拍数が1分間100回を目安として、しだいに増やしていきます。トレーニング効果を得るには1回に20−30分続けることが必要です。具体的な例として、万歩計で1日1万歩歩く、膝などに障害がある人ではプールでの水中歩行や自転車こぎなどの運動を行うことです。 すでに狭心症・心筋梗塞など動脈硬化がある人では食後すぐの運動で狭心症発作をひきおこしたり危険を伴うことがあり、主治医と運動方法や運動量を相談したうえ実施しなければなりません。有酸素運動により、末梢循環機能は改善して代謝もよくなり、トリグリセリドの低下とHDL-Cの上昇を示します。運動の効用として、リスクファクターの予防治療効果のほか、持久力の養成、ストレス解消などがあります。運動することを楽しむようにしましょう。 運動によって、末梢循環は改善し代謝もよくなって中性脂肪値が下がり、善玉コレステロール値はあがってきます。 運動には高脂血症、高血圧、糖尿病などの危険因子の予防・治療効果のほか、持久力をつけ、ストレスを解消するといった効果もありますから、楽しみながら続けましょう。 以 上 |
| 平成13年11月4日開催されました |
| 講演会・懇親会より |
| 今年も恒例の秋の例会が11月4日、東洋ホテルで開催されました。 晩秋の薄ら寒い曇り日でしたが、国立循環器病センター名誉総長(当会名誉顧問)川島康生先生、心臓血管外科医長小林順二郎先生をお迎えして会員69名(内新会員 名)、同伴者5名が集まり皆様の溢れる和やかで楽しい例会になりました。 例会の第一部は物故会員に対する黙祷から始まり、砂村会長による会の近況報告兼ねた挨拶と、川島先生の会員並びに会に対する心強く暖かいご挨拶がありました。 引続き11時からは「人工心肺を使用しない心拍動下の冠動脈バイパス手術」ー心臓手術におけるリスクとその対応ーをテーマにした小林順二郎先生のご講演がありました。 スライドを使っての詳しいご説明もあり、会員の方々は真剣な面持ちでお話を伺いました。 国立循環器病センターでは、前日に心臓移植手術があり、ご担当の小林先生は大変お忙しい中、時間を割いてご講演頂き、その後の質疑応答でも懇切にお答え下さいました。 講演後、場所を変えて出席者全員の記念写真の撮影を致しました。 第二部は、懇親会として1時から新入会員、会員ご同伴者も会員の輪にお入り頂き、和気藹々の中、乾杯で始まりました。例年の通り、先生方を囲みご意見をお聞きする方や、会員同士で経験談を交歓する等で、にこやかな人の輪があちらこちらで花を開いておりました。その間に新会員のご紹介や写真撮影もありましたが、中でも大津潤さんのハーモニカでの小学校唱歌の名演奏には、期せずして合唱がわき起こるなど本当に楽しく印象的な例会になりました。次回6月16日の総会にはまた元気でお会いしましょうと名残を惜しみながら、再会を約して15時に閉会致しました。 (冨川 久) |
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| 平成13年度秋の懇親会出席者のみなさん |
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| 小林先生の講演会で質問する会員 |
| 小林先生のご講演を拝聴して | |||||||||
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| 講 師 国立循環器病センター心臓血管外科医長
小林順二郎先生 【人工心肺」を使わない冠動脈バイパス手術】 従来、心臓の手術は全て人工心肺を使用して行われるものと一般には思われていたが、近年、心臓外科技術全般のレベルアップに伴い、人工心肺を使用しない心臓手術方法が見直されるようになった。この手術は、出血が少ない、手術時間が短い、人工心肺に繋ぐ際の血管の切断、接続時の事故の恐れが無い、等の利点から、当初、腎不全の方、心機能の悪い方、高齢の方、癌のある方、等、体外循環が危険な患者さんに適用されていたが、国立循環器病センターでは、積極的に対象範囲を広げて、1997年7月から2000年の2月までは全バイパス手術中6%、2000年3月から2001年9月までの1年半には81%、現在では90%が、人工心肺を使わないで行われている。しかも、その75%が左主冠部、三枝病変等の重症患者に行われている。手術は、手術部位の拍動を部分的に抑えるために、オクトパス・スタビライザーという、吸引用の4個の穴のあいた一対の枠で囲んで行われる。 【心臓手術のリスクとその対策】 ●危険因子 心臓バイパス手術の術前危険因子には、次の事項があげられる。 高齢(70才以上)、女性(小柄)、左主冠部病変、左室駆出率不良、緊急手術、複数回手術、脳梗塞、頸動脈狭窄、糖尿病、腎不全、閉塞性肺疾患、肥満。 ●内科治療(薬物療法)との比較 重症の狭心症の患者では、5年後死亡率が内科治療15,8%に対して、バイパス手術では10,2% 病変部位、左室のポンプ機能が悪いほど、バイパス手術の方が良い成績をしめしている。 ● PTCA(風船、ステント等)との比較 PTCAは、再狭窄率が30%と高い。 左主冠部の狭窄、三枝病変、左室駆出率50%以下等では、バイパス手術の方が死亡率が低い。 ●より良いバイパス手術 初期に使われていた大伏在静脈は、10年後には開存率60%というデータがあり、現在では長期に亘って開存率の良い内胸動脈を約40%、橈骨動脈(前腕部)50%、胃大網動脈2%が使われ、静脈は現在10%程度しか使われていない。一人の患者さんに平均約2,8本の動脈バイパス手術が行われている。 ●術後管理 バイパス手術は根治手術ではないので、術後管理が大切である。 血圧のコントロール、血行障害療法(アスピリン等)高脂血症、コレステロール、中性脂 肪のコントロール、糖尿病の治療、ストレスの解消等。 【質疑応答から】 「問」弁膜症の患者がバイパス手術を受けるケースは結構あるのですか。 「答」患者の高齢化に伴い、弁膜症手術と同時に、バイパス手術を受ける患者が増えている。昨年のセンター実績では180例中、44例。 「問」適当な運動をしたいが、不整脈などで脈拍数を数えられない場合はどうすればよいのか。 「答」不整脈で脈拍数を測定し難い場合の運動量は、主治医と相談して決めてください。 「問」バイパス手術は何回まで出来るのか。 「答」バイパス手術の回数を重ねても(4回以上)、橈骨動脈等、バイパス材料に困ることは無い。 「問」静脈を使った場合は。 「答」静脈を使った場合、10年後の開存率は40〜50%でるが、高脂血症対策、禁煙とか、生活習慣も大切。内胸動脈前下行枝に使用した場合、10年後も95%開存している。 「問」クオリティ オブ ライフを考えた場合、PTCAかバイパス手術のどちらを選択したらよいのか迷っていますが。 「答」クオリティ オブ ライフを考えると、PTCAの場合は、何度も治療を繰り返す可能性が高いので、バイパス手術の方がよいといえる。いずれにせよ主治医と相談してください。なお、弁膜症では、手術をしなければ、心機能が低下し、特に大動脈弁では、症状が出てからの生命予後が非常に悪い。 「問」心臓外科医にとって重要な資質は何でしょうか。 「答」心臓外科医の資質として、特に手先が器用である必要はない。豊富な知識と、瞬時の決断力が重要です。 以上(文責 光永) 小林先生は、この手術「OPCAB法」を中心に、心臓手術における冠動脈バイパス手術のリスク(もしくは患者の病態に対する利点と欠点)について、非常に専門的なケースをあげて、緻密に検定された有意差に基づくデータでもって解説されました。 かなり専門的で複雑なお話しでしたが、その中からキーワードを拾ってみますと、「バイパスに使用する血管」、「再狭窄」、そして「PTCA法」です。従来(筆者が最初のバイパス手術を受けた昭和58年頃は)バイパスに使用される血管は、足から取り出した静脈が一般的でした。その後、前腕にある血管それも動脈、さらに内胸動脈などが使用されるようになったことが知られています。(筆者はこのすべての手術を経験しています。) このバイパスに使った血管あるいは別の血管が、術後に部分的に狭くなったりつまったりして再び発作をおこします。これは冠動脈バイパス手法にとって重要な問題です。その場合の治療として、さらなるバイパス手術あるいは、フウセンまたはステントを使用して「PTCA法」がおこなわれることもよく知られています。(筆者はこのフウセンやステントもこの20年の間に経験済みです。) このように、医師は患者の多様な症状を前にして、複雑なチェックリストからすばやく最適の治療方法を選び出すことが常に要求されます。これは、患者の病態が心臓の血管か弁か、あるいは糖尿病起因によるか、いずれにもあてはまることです。先生のご講演から、先生方は常に既存の考え方や新しいアイデアによって、こういったチェックリストの完成に日夜努力されておられることを知らされたと同時に、患者の方でも常に有用な情報に接して、効果的な医療の恩恵に浴せるよう心がけるべきだと感じました。(11/8 文責 東 正弘) |
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| 「心を守る会」例会開催 | |
日 時 場 所 講 師 . |
平成13年6月24日AM10:00(日) 東洋ホテルにおいて 坂東 興先生 国立循環器病センター心臓外科医長 |
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| 平成13年度「心を守る会」総会の出席者・記念撮影 |
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平成13年6月24日「心を守る会」例会の講演より 初めて見た最新の心臓手術 スライドとビデオで迫真の講演 講演会では、本会顧問の川島康生国立循環器病センター名誉総長のご挨拶に引き続き、国立循環器病センター心臓血管外科医長坂東 興先生が、「最新の心臓の手術」のテーマで、術後ワーファリンを飲まなくてもよいロスの手術を中心にスライドとビデオを使ってビジュアルに講演。 しかし、心臓手術のリスクは、全国平均で6%、国立循環器病センターは2%と非常に低い数値ながら、生死を分ける数字だけにパーセントの問題ではなく、限りなくゼロパーセントに近づける努力と医療の進歩を先生方に期待したい。 また、心臓病患者にとっては、虫歯の治療や、十分な睡眠など日常生活での自己管理がリスク回避のためにも特に大切と強調されていた。 講演を聴講した後、懇親会に移り、川島、坂東先生を囲んでの歓談と会員同士の情報交換や新入会員術後体験談など、有意義な一時を過ごしたが、なかでも元気な仲間の状態を確認しあえたことが、いつものことながら明日への活力を生む最大の源になったのではないだろうか。休日にもかかわらずご講演頂いた両先生には改めて衷心よりの感謝の意を捧げたい。 なお、本会の下期の講演会・懇親会は平成13年11月4日(日)に東洋ホテルにおいて開催することになっている。元気に再会できる日を今から楽しみである。 |
| ビデオを、使っての坂東先生の説明 |
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| スライド謄写による術後の注意事項 |
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| 心臓手術に使われる精密機器類(スライドから転写) |
![]() 大変、有意義で、丁寧な説明に全員感激しました。 |
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坂東 興先生のご講演拝聴記 先生はまず心臓弁置換について簡潔に説明されたあと、ご講演のおよそ半分の時間をかけて、先生のお手の写っているビデオで最新の弁置換手術の説明をされました。これまで、さまざまな弁置換の方法が患者の症状にあわせて考えられ、それぞれの方法(生体・機械弁)の長所短所が探求されてきました。その最新の手術をビデオで拝見できて非常に感銘を受けました。あたかも熟達したテーラーが注文主の体型に合わせて、緻密な計算の元に縫製している図を想起しました。 このご講演で先生が示されたのは、出来るだけ生体に近い置換弁(さしあたりワーファリンを服用しない)の飽くなき追求だと思いました。それは、以前は静脈を主として使用していたバイパス手術に動脈の使用が入ってきたのと同様です。ここで誤解をさけたいのは、例えば機械弁を置換した患者が、いたずらに将来に不安を抱くべきでないことです。それはそれで、その時点の患者の症状に最適の手術であったことを信じるべきです。 私事ですが、二度のバイパスで両足の静脈を転用して生き延び、三度目の緊急手術で左腕の動脈および例の胸の動脈で命拾いしました。二度目の手術のあとで、主治医は、「こんどのバイパスには腕があるぞ」と励ましてくれたものでした。皮肉にもそのとおりになったわけです。 いたずらに心配して心を乱すよりは、正しい情報を得て、信頼する先生と納得のゆくまで相談することが、われわれ患者にとって一番大切なことでしょう。それに対する裏づけとして、心臓の手術を受けた身が回復の期待できない体であることを賢明に自覚し、年を重ねるにつれて、現状維持をめざして医師と薬、家族に助けられながら謙虚に生活すべきです。 医師から手術を勧められながら、躊躇したりいらぬ心配をします。ところが驚くべし、世間でよくあることですが、タバコを吸っている患者の存在することを皆さんはいかに受け止めますか。 先生は、ご著書で「医師と患者」の問題を考察し、いかにすれば悩める患者を一人でも多く助けられるかを、実に充実した筆致で表現しておられます。繰り返し拝読出来る稀な名著です。ぜひご一読をお勧めします
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| 「心を守る会」秋の講演会(10月22日)・懇親会にて |
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| 笹子先生のスライトを使っての弁置換の講演 | 懇親会の会場 |
| 会 場:東洋ホテル 2階 |
| 講演会 菊の間 ・ 懇親会 大淀の間 |
| 大阪市北区豊崎3ー16ー19 |
| 地下鉄新御堂筋線中津駅下車・番出口 ホテルへの地下連絡通路に直結 |
| 講 演:ご挨拶 国立循環器病センター名誉総長 川島 康生 先生(本会名誉顧問) |
| テーマ「最新の弁膜症の心臓手術と治療について」 |
| 講 師 国立循環器病センター 成人心臓外科部門責任者 笹子 佳門 先生 |
| 平成12年10月22日(日)、「心を守る会」秋の講演会・懇親会で講演された 国立循環器病センター成人心臓外科部門責任笹子佳門先生の講演を、 東正弘会員が傍聴記として纏められたものです。 |
| テーマ:「最新の弁膜症の心臓手術と治療について」 国立循環器病センター成人心臓外科部門責任者 笹子佳門先生 “かかりつけの先生をお持ちなさい” 最近のように患者の数が非常に増えて、手術をした患者とせいぜい年に一回しか診る機会がない現況を先生は問題にされます。そして、ぜひとも自分でかかりつけの先生を持つように勧められました。これは、国立循環器病センターのような専門病院の患者にとって重要な示唆です。 先生のお考えはこのようでした。 「循環器病センターは自他共に認めるハイクオリティーな循環器専門の病院ですが、消化 |